• TOP
  • 須磨区医師会について
  • 検診・健診
  • 予防接種

健康コラム

2019年12月 3日 火曜日

体脂肪を燃やして見た目も中身も若く!!

 年齢を重ねていくごとにカラダ年齢には個人差が出てくる。お腹周りにたっぷりと脂肪を蓄えてしまった自分と昔と変わらない印象の友人とのギャップに驚いた経験がある人もいるかもしれない。実年齢を若くすることは出来ないが、カラダ年齢を実年齢より若く保つことは可能だ。若々しいカラダをキープするポイント、やるべきことは極めてシンプル。体脂肪を改善するには24時間の過ごし方が大切だ。
① 自律神経(バランスを整えて毎日カラダを確実にリカバリーする)
基本的に日中は交感神経が、夜間は副交感神経が優位でこのリズムが崩れると血流の悪化、ホルモン分泌の乱れが起こり細胞の修復力や代謝の低下につながり太りやすくなったり、シミやシワが現れて老化が進む。
② 食生活(糖質の摂取量と栄養バランスを見直すべし)
内臓脂肪の肥満が多いとされる日本人。いわゆる中年太り。糖質か脂質を必要以上に摂取している可能性が高い。また中性脂肪の合成を促すインスリンを大量に分泌させる糖質過多の食生活は肥満の原因となる。自分が何をどれだけ食べているのか。それを自覚することが体脂肪の改善つながるはず。
③ 活動量(意識的にカラダを使い、生活の中での活動量をキープする)
机に向かってひたすら仕事をしていると、知らず知らずのうちに活動量が減ってしまう。日進月歩、世の中が便利化していく事もそれに拍車をかけている。エスカレーター・エレベーター・車。体脂肪の改善を目指すなら、あえて便利な生活を遠ざける事が必要だ。
④ 運動(適度な運動習慣が太りにくいカラダを作る)
体質の個人差はあるものの、エネルギーの収支が黒字になれば体脂が蓄積するのは自明の理。摂取しているカロリーが運動量を上回ってしまうとその分が体脂肪になる。年をとれば運動量が減り、筋肉量の低下で基礎代謝が落ち、体脂肪量&体脂肪率が上昇する。だからこそ、年齢を重ねた分、運動量、筋肉量をしっかり確保し、消費カロリーが摂取カロリーを上回るように心掛けたい。

投稿
岡田医院 院長 岡田祥敬

記事URL