須磨区医師会について
会長あいさつ
ようこそ須磨区医師会ホームページへ
一般社団法人須磨区医師会の会長を拝命しております小野一広です。
今回は「医師会」の役割についてご紹介します。
医師会の業務内容は極めて多岐にわたっています。
会員がそれぞれの診療所や病院で医療活動を行う上でのサポート全般を行うだけではありません。神戸市など行からの委託をうけ、ワクチン接種、住民健診、がん検診を行うほか、学校医の選定、介護保険業務(主治医意見書、認定審査会運営)、神戸市内に4ヶ所ある急病診療所への出務と運営、乳幼児健診、市民向け講演会の開催(須磨医療フォーラム)、自らの研修のために開催する研修会・講習会の企画及び開催をするだけではなく、歯科医師会や薬剤師会、ケアマネージャー、介護事業者との連携に加え、市民病院群、国立病院、民間病院、大学病院との診療連携などなど、極めて多種多様な業務をおこなっております。
昨年から須磨区役所で行われている新型コロナワクチン接種についても、医師会員が手分けして当番で出務していました。
医師会が須磨区住民の皆様と会員医療機関との結びつきを円滑にするために役に立てば、この上ないことだと考えております。
新型コロナ感染症の収束が見通せない現在ですが、これからも会員一同が協力しあって、須磨区民の皆様の健康づくりのため、邁進して参ります。皆様のご理解、ご支援あってこその活動だと考えておりますので、ご意見、ご要望などありましたら事務局宛にお知らせいただければ幸いです。
コロナ禍で一旦は崩壊しかかった地域医療体制を見直して、再構築して、会員たちが運営する地域の医療機関が市民の皆さんのお役に立てるよう、願っております。
これからも須磨区医師会をよろしくお願い申し上げます。
かかりつけ医制度について
「かかりつけ医」とは、日頃からご自身や家族の健康相談の窓口であり、在宅医療・ 家庭看護・福祉介護・健康増進・予防注射・健康診断などの相談に乗り、そのかかりつけ医師の専門外の病気や、高度医療が必要な場合には、適切な医療機関を推薦してくれ、必要な情報を添えて紹介してくれる強い味方と思って下さい。
患者さんの今までの色々な情報を出来るだけ多く知っている方が病気の診断や治療に有利であることは分かると思います。
色々な情報とは、「患者さん自身のこと」、今までに罹った病気の種類、その病気の治り方(すぐ治ったかこじれたか)、お薬の効き方や副作用の有無、今どんな病気で、何の薬を飲んでいるのか、この他にも日頃の体力のこと、どういう仕事をしているのか、食事の好みまで・・・
その事を考えると、自分の主な病気の主治医を誰にするのかと言う問題と、家族全体健康の相談相手を誰にするのかという問題があります。
この場合かかりつけ医とは、家族全体の健康の相談相手になる医師の事ともいえますし、自分の病気に関してはその病気の主治医ともいえます。
しかし多くの場合、日頃から健康相談をしていれば、その医師の専門外の病気と判断した時は、上に説明したような患者さんの大事な情報を、診療情報提供書に記入して専門医に紹介してくれますから、紹介された専門医と紹介した相談医との間には診療上の連絡は取れています。
ですから、おおもとのかかりつけ医は、家族の健康相談医になります。
この様に、気楽に健康の相談が出来る医師を見つけておく様に、日頃から心がけて居れば、
必ず自分の好みに合った医師に巡り会えると思います。
新規開業をお考えのドクターへ
須磨区医師会より入会のお勧めです。
須磨区医師会は、地域における医療、保健、福祉に係わる様々な事業を行うと共に、自治体、各種団体が催す会議や行事にも幅広く参加することで極めて公益性の高い活動を行っております。
医師として日常の診療は大変重要な活動の一つでありますが、個人だけの単独の診療だけでは国民の医療は立ち行きません。医師会の活動のほとんどは公益性の高い業務であり、複数の医師同士が協力して医療にあたることで何倍ものパワーが生まれると思います。
是非、医師としてこの公益事業に参加され、区民ひいては国民の医療にさらなる貢献をしていただきたく医師会への入会をお勧めいたします。
新規開業は医師にとって、人生の大きな転機となります。
『コンサルティング業者、リサーチ業者任せ』は危険です。
開業後、医院の経営に苦慮し診療に力を注げないといった事態は避けなければなりません。
皆様のご入会の相談をお待ちしております。是非ともいっしょに協力して仕事をしていきましょう。
須磨区で開業をお考えのDoctorは、事前に須磨区医師会(078)732-3017・8までご連絡ください。担当理事が責任を持って対応させて頂きます。